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−特別寄稿−「ウエストンと僕」 文/埼玉県:がっぷ獅子丸



どうも、がっぷ獅子丸です。
実は、僕がゲーム業界に入って、最初に勤めた会社というのが ウエストンだったんですねー。
当時いくつかのメーカーも一緒に受けて、全部内定貰ったんですけれども、何故ウエストンにしたかというと、ぶっちゃけ給料が一番高かったからです。
あとは、少数精鋭の会社だったので、(あ、こりゃすぐ偉くなれるなー)、と薄甘いこと考えてデザイナーで応募したんですよ。

そーですね、先ず思いだされるのは、入社試験の面接の時ですか。
当時、姉ちゃんのファミコンを拝借していくつかのゲームを遊んだくらいで、ゲームのゲの字も判ってない僕。知ったかぶりの知識全開で臨みまして、面接の際に、ワンダーボーイのファミコン版であるところの『高橋名人の冒険島』をプレイしてその場でゲームの感想を話す、というのをやらされたんですよ。


モンスターワールドIII マニュアルより

▲「モンスターワールドIII」マニュアルより。この他多数のイラストをゲーム内「ギャラリー」にてご覧いただけます。

でも実はウエストンがどんなゲームを作っているか知りもしないで受けたので、『スーパーマリオのパクリですね』と、率直な意見を述べたのですが、今にして思えば、本当に良く合格にして戴いたモンだと思いますよ、ええ。

また、当時ファミコンのスペックなど、全く理解しちゃいなかったので、『なんでこんなに色が少ないんですか、僕ならゲームセンターのゲームのようにもっと沢山の色を使いこなしてみせますよ』と吹きまくりまして、新入社員の頃はイロイロと(相撲用語でいう意味で)かわいがられたもんですが、丁度、入社した時期がモンスターレアの開発の直前で、同タイトルのインストラクションカードとか、モンスターワールドII、モンスターワールドIIIのイラストなどもやらせて戴いてました。

ウエストンでの仕事というと、あの頃は何にも判ってない小僧でしたが、独立系ゲームデベロッパーの醍醐味を味わえた気がします。
会社というより、チームのような雰囲気だったので、規模の大きな会社には無い、居心地の良さがあったんじゃないかと。

自分から勉強しようと思えば幾らでもできましたよ。
目の前で先輩の仕事が丸見えでしたし、社長の机あけて、仕様書を盗み見たり引き出しの小銭を拝借し(※時効です)牛丼食いにいったもんです。

ある日、西澤社長と2人きりで残業していたんですが、デザイナーでもプログラムが判らないようじゃこの先ゲーム業界で生きて行けないと、西澤社長自らマンツーマンでプログラムを教えてやると言われたんですね。

早速その晩から一時間くらいレクチャーを受けたのですが、“そもそもソフトウェアというのはハードウェアの一部であり・・・”と、ド素人の僕に根本の概念から丁寧に解説して、この人はなんて面倒見の良いひとだろう、と素直に感動しましたよ。
でも教えてくれたのその日だけで、結局最低限困らない処だけを自分で勉強しましたが。

アレは『オーライル』の時だったっけ、あの頃はゲームデザインのみならず西澤社長はツール周りや諸々の作業も担当していたので、とてもかっちりした仕様を書いている暇も無く、いっぺん西澤社長からガムの包み紙のようなモノに「こんなカンジ」とボス敵の仕様をかかれたモンを手渡された時は一体どうしてくれようかと思いましたが、今にして思えば、この会社に在籍していたお陰で、仕事に対する自主性とゲームに対する心意気を学べたという気がします。

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