新しいゲームを作るために必ず必要になるのが、そのゲームの設計図となる「企画書」。プランナーがこれを作ることで、プログラマー、デザイナー、サウンドクリエイターなどの開発チームのスタッフへ、これから創り出すゲームの内容を伝えるのです。 というように、本来ゲームの企画書というのはゲームの根幹となるものであるため門外不出なのですが、今回はその中から特別に『ＳＤＩ』の企画書を完全公開します。総計・全６６ページ！ １９年前の開発者の熱き思いを存分に味わってください。 さらにオマケとして、当時のデザイナーが保管していた開発ビジュアル資料も一部収録。オープニングデモの絵コンテや、カラー入力用のデータシートなど、今では考えられないくらいの手間をかけて描かれたグラフィックを描くまでの工程を感じることのできる貴重な資料をも収録します。 ○出現方法 『ＳＤＩ』アーケード版をクリアする。コンティニューは使用可能。大変だと思いますが頑張ってください。 『スペースハリアー』に負けず劣らず音楽的な評価の高い『ＳＤＩ』、今回、アーケード版の作曲者であるファンキーＫ．Ｈこと林克洋氏が、当時描いたオリジナル楽譜をギャラリー鑑賞できるモードを『ＳＤＩ』にも収録しました。 名曲の数々が誕生する瞬間を思い描きながら、隅々までチェックしてください。 ○出現方法 『ＳＤＩ』アーケード版をクリアする。コンティニューは使用可能。（企画書と楽譜は同時に出現します） プレイヤーシップが何故かセガの人気キャラクター『フリッキー』に！？　こちらは、アーケード版でのみ使用可能な技ですが、あまりに愉快なので出現方法を紹介します。 後ろに付いてくるピヨピヨが切れることはありませんが、操作には若干慣性がかかっているため、難易度はさらに上昇しています。アーケード版を極めたプレイヤーには是非挑戦してもらいたいモードです。 ○出現方法 ゲーム設定を通常の「FREE PLAY」ではなく、コイン投入方式に変更。その上で、コイン投入後の“スタートボタンを押すとゲームが始まる状態”にしておいて… ・１Ｐ側のショットボタンを３回押す ・１Ｐ側のシップ操作レバー(方向キー)を上上下右下左下下と入力 ・２Ｐ側のショットボタンを３回押す 以上の操作をした後、２Ｐ側でスタートすると、「２面から」サテライトシップがフリッキーになる。(１面は通常プレイになるので注意！)